02|奥の細道の扉
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芭蕉の句碑

市振市内の長円寺境内には、「奥の細道」に所収される句の句碑があります。
一つ家に
遊女も寝たり
萩と月



芭蕉の宿「桔梗屋跡」

「奥の細道」の芭蕉は、元禄2年7月12日(陽歴8月26日)に市振に宿泊した。その宿が桔梗屋だととたえられている。

曽良旅日記には、下記のように書かれているが、市振の宿については記されていない。
12日  天気快晴。能生ヲ立。早川ニテ翁ツマヅカレテ衣類濡、川原暫干ス。午の尅、糸魚川ニ着 (中略) 申ノ中尅、市振ニ着、宿。
13日  市振立。虹立。玉木村、市振ヨリ十四、五丁有。中・後ノ堺、川有。渡テ越中方、堺村ト云。加賀ノ番所有。出手形入ノ由。(後略)

安政3年に刊行された俳人「草仙」の句集三富集(さんぶしゅう)には次のように書かれている。
市振の桔梗屋に宿る。
むかし芭翁、この宿に一泊の時、遊女も寝たるの旧地なり。
寝さめして 何やらゆかし 宿のはな
桔梗屋は、市振宿における脇本陣であるが、大正の大火で昔を伝える記録などは残されていない。



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